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今日もぼんやりプーアール

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スーパーの裏口で

 この春は年齢の変わり目なのか、寒さが長引いたせいか、今一つ元気がでません。そんな中でも新のつくお野菜も出揃い、海の中も春になったようです。切り身が並ぶだけの日もあり、この冬はさみしい魚屋さんでしたが、例年より一ヵ月近く遅くなったけど、春爛漫になりました。この所何を買ったら良いのか、二人では食べきれないのがくやしいほど毎日いろいろ並んでいます。
 私はほとんどの食品を個人商店で買います。今は何がおいしいとか、どう料理したら良いかなどと勉強にもなり、何より余分な添加物が使用されていないので安心です。
 毎日通っているうちにお店の方とおしゃべりもするようになって、友だちに会えなくたって楽しいし気ばらしにもなります。
 プーアール茶を勉強する程、自分が生かされているのは、自然から命を戴いているという思いが強くなりました。季節の野菜しか買いません。だからレタスのサラダは夏だけ、筍が終わったら茄子も買おうかなんて、冬の生野菜は白菜や大根、ポテトサラダどまりです。養殖の魚、化学物質の入った調味料、出所のはっきりしないパン、肉、ソーセージの類も買いません。

 ではスーパーマーケットが嫌いかと言うとそれは違います。スーパーマーケットは私の趣味の一つなんです。いま主婦に人気のある品、ポイント五倍の日は皆つめかけるけど、かえって高い品が多い事、などなどこれは又とっても勉強になるのです。我家はLの字にスーパーに囲まれていて、お茶を送るのに段ボールを貰いに裏口にもよく行きます。しっかりした無地の段ボールがあり、それを貰って愛用していたのですが、今日ふと何を送ってくるのか見てみました。何と韓国から送られて来たパンに使用されていたのです。Y製パンのパンは添加物が多いので有名で、半年たっても黴が生えないといわれますが、何と韓国から船便で来ているんですね。そうかどのコンビニでも百円ショップでも安い値段で売られているY製パンのパン、中国製のもあるかな?
 二ヶ月黴の生えなかったケーキもあります。いつでもどこでも安い値段で何でも手に入る。スーパーマーケットには焼肉のたれ、寿司酢、各種シチュー、ドレッシングのみならずこんな料理もできちゃうの?とびっくりするような料理にもインスタント調味料がいっぱいあります。裏を見れば添加物のオンパレード。こんなもの体に摂取するの?でもでもこれはどこの家の料理も同じ味に成るという事?コンビニのお総菜も同じでしょ?とりあえず野菜を洗ったり、肉を切ったりするわけだから、何故自分で調味料を調合しないの?そうしたら良い調味料を買っても安上がりだと思うのですが。
 安上がりなだけではなく、体の免疫力をなくしたり、皮膚に不要なシミを作ったり、その他もろもろ弊害も回避できます。
 どこの町でも良心的な個人商店が頑張っているはず、面倒くさいはしばし棚上げして、見回してみませんか? 苦しくても頑張っている、そんな店がなくなるのはとてもさみしい。出来るだけ応援してあげて下さい。あなた自身もきっと生活が楽しくなるはずです。
 買わなくても、どこの都市に行っても必ずスーパーマーケットには行きます。日本でも都市よって置いてある品が違いますし、世田谷区内でもどの駅でもちがいます。鮮度や店員の対応、はやっている店、そうでない店など本当におもしろい。
 もちろん買い物ゼロというわけではありませんけど、買うより他のお客さんや商品みて楽しむ事のほうが絶対多い、迷惑なおばさんですよね。

# by natch551 | 2012-04-21 23:22 | 全体 | Trackback | Comments(0)

想像を絶する道なき道のその先に

 今年も雲南省では2月末から茶摘みが始まりました。山や場所によって時期は大きく違います。
4月初めにW夫妻より連絡があり、初めて山に入れたと老班章の古茶樹の新茶が届きました。作ったばかりの晒青緑茶です。茶摘みは想像を絶した所だったようです。やっと山につれていって貰えたいろいろな話の中で、一番印象に残ったのは足が二つ並ばない狭い落ちそうな山道を歩いて行った事だそうです。つかまる所のない絶壁に命の危険をみじかに感じた報告は、都会で聞いていると何かおかしくて笑ってしまいましたが、高度恐怖症の私にはとても無理。その他もろもろ良くがんばったと思います。

 そんなわけで、帰ってからまだ飲んでいないと届けて下さったW夫妻と海馬さんと4人でさっそく試飲しました。何と言っていいかわかりません。すごいパワーと言うのでしょうか?体が暑くなるのはもちろんの事、えもいわれぬ一種の酔いに襲われます。濃く入れると苦さが甘味に変わります。えぐみが残る茶とは違い、風格と優しさが同居した茶でした。お茶会の皆さんにもおわけしたくて、もう一回分確保させて戴き、昨日の茶会で飲みました。ある吉さんが「整体行った後と同じ」、桃猫さんが「これってお茶というより薬だね」と言ったのがこの茶の性質をよく表していると思いました。
 入り口のわからない獣道から絶壁を登り、それだけ苦労しても分けて貰えるお茶はほんの少ししかないそうです。世の中老班章の古茶樹と言って売られている茶は多数有りますが、中国政府もついに取り締まる法律を作り近々表示出来なくなるそうです。


 その次の週、今度は龍神村に調査に行ったえっちゃんが現地より、「想像絶する所です。急斜面で足二つ分は道幅がなく、普通の人なら落ちてしまい、登れません」と電話してきました。ここの樹木についてもいろいろ報告がありましたが、中国と日本、場所は変われど同じ報告、共通なのは命の危険を感じる程山の茶摘みが大変だと言う事です。そして驚くのはどちらも若い人がネをあげるそのような場所の茶摘みの主力が80歳を超えたお婆たちだと言う事です。
 「私は年だから若い人が行ってきて」なんて言っている、私の母たち世代ががんばっているんですよね。

 W夫妻は中国の研究者達と一緒でした。彼らは人体実験やマウスの実験で山の茶樹が放射能にまで効果がある事が実証されても、化学分析すると茶畑の茶との差が出てこないと言いました。それはそうですよね。挿し木は親木とまったく同じ木になるのですから。えっちゃんも龍神村のお婆たちを見てるとその元気さは並ではないと言います。山の茶樹のパワーは自然の作りだす不思議です。
 嬉しいのは、苦労したのにW夫妻もえっちゃんも又行くと言っている事、どうやらお山のとりこになったようです。そんな実生の茶樹ファンがふえていってくれる事は何より嬉しいですね。

 そうやって苦労して出来上がったお茶の良さを皆さんに理解していただく、それが山登りの不得手な私にも出来る役目でしょう。海馬さんと一緒に同病をどんどんふやして行く為に努力したいと思っています。龍神村の周さんに、お婆たちに感心したと話をすると「壁に突起つけて絶壁登りする競技あったよね、たぶんあれさせたらすごく強いと思う」そう言われ、老班章のお婆と龍神村のお婆があのカラフルな人工の壁登りする姿を思い浮かべて笑ってしまった。えっちゃんいわく、「彼女達には命綱いりませんよ」

# by natch551 | 2012-04-16 00:20 | 中国茶 | Trackback | Comments(0)

電脳社会とお茶会

 考えると「地球にやさしい中国茶交流会」がここまで発展してきたのも、お茶の楽しい仲間がどんどん増えて行くのも、大多数の人がパソコンやスマホを使用するようになったからだと思うし、メールがなければこんなに皆さんと連絡をとりあえないと思うとそれはとても嬉しいと思います。ホームページの情報を共有できる事は茶壺天堂にとっても本当にありがたいことです。しかししかし、人を褒めた情報が一瞬の内に広まるのと同じ位、人の悪口も共有出来てしまう。極端な話しでは、自殺者が出るくらいエキサイトしてしまう事もあるらしい。
 言いたい事を言う。それがその人の主義ならそれも良いと思う。人の悪口を言えば必ず自分に返ってくるわけだし、それでも孤高をつらぬいて、孤独に生きる覚悟があれば、それはそれで立派な生きる姿勢になります。しかし考えてみればちょっとした嘘やうわさも、書いた人の思った以上に大きく広がってしまうから、その人が得る情報は少なくなると思うけど、それも覚悟の上でいろいろ言いたければそれも又良いと思うのです。
 茶壺天堂のお茶会はひと月一回もう十年以上も続いています。7,8時間もただお茶飲みながら食べてしゃべって過ごす。時には思わぬ悩みを打ち明けられたり、びっくりする程秘密の話も出たりします。皆わかっているから、相談にのっても、外で話したり、それをネットで揶揄する事もありません。だから安心して皆何でも言える。それは一重にうちのお客様たちの質の良さだと思います。だから、ネットの中でも口頭でも平気で人の悪口を言う人はさそわない。他人の悪口を言う人はたぶん誰の悪口も言うだろうし、私の悪口も言うだろうと思うし、私は言われたって良いけどお客様と言うより、友人たちは守らなければいけないと思うから。
 もちろんからかったり、笑っちゃったり、そうとうお行儀は悪いけど、悪意だけはありません。だから長続きするのだと思っています。
 ホームページで公開している講習会などは誰でも来てくれたら嬉しいと思う。ただ私的にお付合いする人はやっぱり選びたいとおもう。そう思って見渡して見ると、どの店や人も表向きの旅行や講習会とは別に、私塾や私的な旅行をしているのに今さらながら気付きました。それは贔屓というのとは違うのだなーと、遅ればせながら思い当たったのです。
 私にしても二十年以上のお付合いをしている香港の茶荘は大事な友人です。毎年茶壺天堂のお茶を楽しみにして下さるお客様も大事な友人です。彼らに迷惑のかかるような事は絶対したくない。
 だからお茶会や旅行に行くメンバーは選ぼうと思います。これからもネット社会は大きくなっていっても、小さくなる事はないでしょう。今までとは違うもう一つの社会との付き合い方、このところ考えていました。FaceBookやtwitterなどなど、まだわからずまごまごしていますが、もう一つの社会と付き合う私の姿勢は決まったような気がします。何よりも楽しく皆さんでお茶が飲めれば良い、それが私の目標です。世の中どんなに進んでもそんな仲間がふえますように、よーしこれから頑張って今年もサボらず情報を流したいと思います。
よろしくお願い致します。。

 
# by natch551 | 2012-03-25 00:13 | 全体 | Trackback | Comments(0)

それぞれの初春

 23日は春節(チャイニースニューイヤー)これが明け、節分すぎるとやっと新しい年が来た実感がわきます。21日は「チベットの夕べ」に行ってきました。子供達がヒマラヤを越えてダライラマのもとへ送られます。映画の中でも中国とネパールの警察から隠れて子供達が7000m近くの地点からまさに転がり落ちてきます。毎年400人、今ではダラムサラのチベット難民村には12000人の子供達がいるそうです。6歳から、12歳位の子供達、毎年何人かは亡くなったり、凍傷で足を切らざるをえなくなったりするそうです。

 後はチベットの歌姫ソナンさんが歌を披露、料理とバター茶でおしゃべりしました。ソナンさんが料理の監督、バター茶作りと大活躍楽しく心に響く夜でした。映画ではしゅんとして子供達がかわいそうと涙する人も多かったですけれど、私は百年の計をたて、子供達を教育しているダライラマの気の長さ、チベットという国の仏教に寄与する歴史の長さに脱帽でした。
 うちの蔵茶を使ったバター茶ですが、バターとミルクが日本製ですから、お味は塩からいだけであまりピンとは来ませんでしたね。料理では羊の肉を使ったスープがあり思ったよりくさみがなくやさしい味でした。すべての料理の味付けは塩、それに大蒜と唐辛子です。でもどの料理も思ったよりバラエテーにとんでいておいしかったです。
 22日は日中友好協会の新年会で御茶入れしました。こちらはパワフルでしたね。子供から大人まで余った飲み物まできれいにお持ち帰り、カレンダー欲しいと取りに行ったYさんもとてもかなわないと言うほどあっというまに何もかも誰かのバックに消えました。現在こそ大事自分が一番大事なのが今の中国人。子供達の武道太極拳もすごくうまかったし、明るくて楽しかったです。
 そんなこんなで新しい年を迎えました。
 日本人はどっちだろう?私はどっち?タイに行くと余りのゆったりさでとても付き合えないとおもうし、外国人から見るとやはり日本人も特有の性質ってあるのでしょうね。
 お陰様で今年は昨年よりプーアール茶ファンが増えて来たようです。お茶も又だいぶ減ってきました。足りなくなる茶が出てきそうで、新年早々嬉しい悲鳴を上げています。二月の仕入旅、航空券も確保して、まずは香港でのお遊び予定から決まりました。楽しみです。仕入れの仕事も海馬さんとと作戦たてなければ、明日からはやっと香港、広州も仕事始めになりそうです。 
# by natch551 | 2012-01-28 23:20 | 全体 | Trackback | Comments(0)

本年もよろしくお願いいたします。ゆっくりゆっくり仕事始めです。

昨日のうちの七草粥はタイのジャスミン米、今年もそろそろ仕事が始まります。お正月は友人と会ったり、本を読んだり文字どうり「今日もぼんやりプーアール」ですぎました。
 昨日は講演会に出席、今日はお客様、あっというまに一月も十日程予定が入りました。明日からは講習会の準備をしたり、そろそろ始動しなければなりません。今年も一日の経つのが早いです。あっというまに又一年が経ってしまうのだろうな。好きな事しているのですから忙しいと文句を言うつもりはないのですが、一週間もぐずぐずしていると腰が重くなってしまって、走りだすのは大変です。今年も皆さんに喜んでいただけるように、そして私も楽しもうと新しい計画もいくつか考えつきました。後は寒さにまけず、言い訳せずに私が走りだせば良いだけです。ぼちぼち早足で歩きだしましょう。陽も長くなり春の気配が感じられる二月には走りだせるように。
 中国の変化、気候の変化、消費者の増加などなど、プーアール茶は以前にもまして、変化し続けています。九十年代のプーアール茶もどんどん手に入りにくくなっています。今年も少しでも飲みやすい価格で、おいしいお茶を皆様にお届けしたいと思っています。昨年より計画中のいろいろが今年は少しずつ実を結びそうで嬉しいです。龍神村のお茶も今年は少し出来るかもしれません。永聘号の今年の出来はどうでしょう。道具類も新しい提案をしたいと思っています。
 何事もおこらず、皆様とゆっくりお茶を楽しむ時間が昨年以上にとれる年になりますように。茶樹にも人間にもやさしい天災のない年でありますように。新しい出会いに恵まれた年でありますように。 チョットいろいろお願いしすぎでしょうか?
 どうぞ本年もよろしくお願い致します。
# by natch551 | 2012-01-08 19:21 | 全体 | Trackback | Comments(0)

今年も皆様有り難うございました

 皆様今年も本当にお世話になりました。新しい出会いもあり、プーアール茶や道具類などお買い上げいただいた方から、おいしいとか活躍しているというメールもたくさん戴き、何よりも嬉しいです。
 「地球にやさしい中国茶交流会」も無事終わりました。セミナー、茶席、フリマの来客数も昨年を100人近く上回りました。いろいろ反省点もありますが、来年はやっと秋に会場を確保する事が出来ました。より皆様に楽しんで戴けるようにかんばります。お茶席、セミナー会場設営と多数のお茶仲間が手弁当で頑張っています。来年も楽しみにしていて下さい。
 私は20日鶴見大学、21日はプーアール茶講習会、それでお茶関係の仕事納めになりました。昨日最後の段ボールを外に出し、後は一週間しかありません。出来るだけ片ずけて新しい年を迎えたいと思っています。5割しか終わらなくても気にしない。無理せず笑っちゃおう(これってすじ違い?)
 今年は夏前までは時のすぎるのが遅く、初めて夏バテも経験しました。10月からのこの3ヶ月は特急列車の様に飛ぶようにすぎて行きました。

 このような年に私の出来る事は何なのか?「明るく元気良くする事」皆が少しでも元気を出して、明るく暮す事が今誰でもが出来る大切な事だと思っています。「地球にやさしい中国茶交流会」でもそれを忘れず、少しでも皆様が笑顔になっていただける事を考えました。店も昨年より明るく商品も多めに持っていきました。ゆっくり休んで戴こうと、試飲席と大きいテーブルも用意しました。お陰様で来客数も増え売上げも上がりました。今回のフリマは売上げの良かった店と悪かった店に差がでたようです。やはり元気で明るい店はパワーが感じられ人が引き寄せられていました。笑顔は本当に大切だと改めて思った年のくれです。
 来年は海馬さんが年男、ドラゴン年です。少しずつでも明るい年になって欲しいですね。寒さきびしくなってきて、東北地方が気になってます。皆様にとって今年より一歩でもよい年になりますように、少しでも笑いの多い年でありますようにお祈りしています。
 食べ過ぎ、飲み過ぎにはプーアール茶を飲んで下さい。心おきなく食べられるだけ食べてパワーをつけましょう。後はお茶にまかせれば良いのですから。風邪引いたらプーアール茶、生姜と蜂蜜たくさん入れて暖かくして休んで下さい。金銀花のある方はそれを入れるとすぐ直りますよ。
 「笑う門には福が来る」悲しい事、困った事があってもとりあえず笑っちゃいましょう。きっと解決策が見つかると思います。そうして一周り大きくなっていく自分があるはずです。後一週間皆様明るく元気でお過ごし下さい。
# by natch551 | 2011-12-25 20:29 | Trackback | Comments(0)

92年7581方磚茶

 1992年『雲南普洱茶磚』(7581) 、海馬さんが調べた所、昆明茶廠の7581方磚茶は1994年に生産を停止したことが分かりました。それ以後作られた茶は昆明茶廠の製品ではないのです。昆明茶廠の代表的な茶であるといわれる軽発酵茶7581方磚と吉幸牌金瓜茶に関して、それ以後に作られた茶は半生熟茶と呼ばれても製法も茶廠もまったく違う茶なのです。ですからそれらの茶が7581方磚と呼ばれる事自体が間違いなわけです。その辺は後日ホームページにて詳しくご報告致します。
 先日の香港では勐海茶廠について勉強したのですが、昆明茶廠も次回には勉強して来ます。講習会でも少しポイントの違う説明をしてしまいました。ごめんなさい。
 今回は茶席でこの昆明茶廠最後の92年7581方磚を皆様に楽しんで戴きたいと思っています。


 それにつけても私がこの様に節目になる良いお茶をそこそこの値段で仕入れ、皆様に納得のお値段でおわけ出来るのは、私が信頼出来るお茶屋さんと、良い先生に巡りあったお陰だとしみじみ思いました。勉強すればするほどそう思えるのは本当に幸せな事です。この二十年間私は三軒の香港のお茶屋さんと知り合い勉強させて貰いました。
 やはり、為替の状況や景気の悪さから、理想はわかっていても少しずつ変わっていってしまった店。お金をかせぐ事が一番である店。三件のお店には本当にお世話になりました。今だにそれぞれの店を尊敬しながらも少しずつ距離をおいてしまった店もあります。ここで仕入れれば間違いない、そう私が思える店は現在香港では一軒に絞られて来ています。
 そのかわり少しずつ私の眼で茶葉を見、試飲をし、資料を調べ、自分で仕入れる茶も増えて来ました。三年前に店を自宅に移してから、予約のお客様とセミナーが中心になった事で、ゆっくり旅行に出る時間が出来ました、その頃からでしょうか。
 私のお客様達がプーアール茶を勉強したり、プーアール茶を飲んで好きになればなる程、このお茶買っておいて本当に良かった。そう思えるお茶をどの程度選んでいけるのだろうか?
 プーアール茶は特殊なお茶だとつくづく思います。他のお茶にも陳年はありますが、この様に保存して、経年変化を楽しむ茶は他にはありません。少しずつ分かるにつれてまだまだ勉強しなければならない事ばかりが増えて来ます。責任の重さや、お茶選びの大事さ、そして怖さを感じた7581方磚でした。
 

 
 
# by natch551 | 2011-12-13 22:59 | 普洱茶 | Trackback | Comments(0)

地球に優しい中国茶交流会

 一年一番のイベントである「地球にやさしい中国茶交流会」までついに二週間をきりました。昨年より立派なパンフレットも出来上がりました。出店者も今年は多く、シンガポールよりわざわざお出で下さる先生もいます。ワンコイン茶席もやっとお茶淹れの人が全部決まりました。
 セミナーも昨年にまして、おもしろくお茶の世界が広がる幅広い先生方に引き受けていただけました。きわになっての申込みが多いのですが、もう定員いっぱいになったセミナーもあります。
 紅茶や今年は日本茶もとっておきをご用意しました。

 皆様そろそろ公式ホームページをチェックして見て下さいね。ワンコインの淹れ手、お手伝いの方々が一番中国茶を楽しみたいので、茶席も出来るだけ三人、四人体制にしました。スタッフもゆっくりお店を見たりセミナーに出席して勉強出来るようにと知恵をしぼりました。昨年より今年は少し改良出来たら良いと思います。今年は又反省点を改良し、来年はもっと良い交流会にしていきたいと思っています。お茶に興味のある方是非遊びに来て下さい。
 私もフリマに出店します。お茶淹れはしませんが、プーアール茶席があるので、昨日は夜11時まで、お茶淹れの練習に付き合いました。夕御飯を食べておしゃべりしていた時間の方が長かったけど(笑う)お茶席に入られた方と淹れ手がおいしさを共有出来たらとても嬉しいと思います。
「おいしい、おいしい」などと自画自賛しながら、なんとなくまとまってきました。後は本番を待つだけです。
 フリマの店作りはまだまだ考え中、ゆっくりテイステイングもして戴きたいし、茶壺や茶は何を持っていこうか?とりあえず私の良き相棒、赤帽コバテツさんを確保出来たので一安心です。
 海馬さんも説明書やホームページで大忙し、追込みにかかってます。
 いろいろな所で勉強してきた人達が一堂に集まってするお祭りは大変だけどとても楽しみです。昨年もたくさん新しい出会いに恵まれました。一年ぶりに又お会いできそうな人もいて、今から楽しみにしています。今年はどんな出会いがあるでしょう?

 一人で勉強しているけど仲間が欲しい方、疑問点がある方、遠慮なく声を掛けて下さい。私がわからない事も知っている人はいるはずです。いろいろな勉強会の情報もあります。こうすれば良いのではというご意見もどうぞ、怒られたらチョット辛いかな(笑)今からでもお手伝いしたいという奇特な方も大歓迎です。
 一人でも多くの方にプーアール茶を楽しんで戴きたいとの気持ちを大切にあと二週間フリマの準備をしようと思います。準備といっても実際は内職っぽい仕事が多く?お茶量ったりetc。今日はとりあえず菊とメイクイの袋詰かな?
皆様「地球にやさしい中国茶交流会」をどうぞよろしくお願いします。

 
 
# by natch551 | 2011-12-04 22:57 | 中国茶 | Trackback | Comments(0)

二十年後

 二十年後においしいプーアール茶が欲しいと注文がありました。「何年製の何を買ったらよいでしょう?餅茶七枚で予算はどの位みれば良いでしょう?」との事です。
 香港でも中国でも評価が決まった93年の7542通称88陳餅なら保証出来ますが、昨年よりオークションアイテムになってしまい、今買って後二十年置いておくのにはもったいないと思います。もう充分おいしいですから。
 99年製の易武山は3種類持っています。12年経ると味の違いがはっきりわかり、どれをお勧めしたら二十年後においしくなるかはわかります。これもご予算は七枚で15万円を超えます。一枚350gある事を考えると、青茶など他の茶と比べると高価とも言いきれませんが、せっかく二十年置いておくなら2010の茶でも良いのです。これなら、古茶樹の手作りで易武山の茶が一枚6,7千円で手に入るのですから。

 ここで私はうーんと考えてしまいます。茶芸楽園の陳国義先生のおっしゃった「新しい茶を飲んでその二十年後がわからなければいけない。」はたして新しい茶を飲んで、私は陳先生の様にその茶の将来を自信を持って言い切れるのだろうか?
 投資と言うなら、孟海茶廠の7542、2002年製一枚15000円をお勧めします。しかし彼は飲んでおいしいが希望と言うのです。プーアール茶を売るのは難しいと、あらためて考えてしまいます。
 私が売った茶は皆以前より高くなっていますし、おいしくなっていると思います。その意味では良いプーアール茶をお勧めしている自信はあるのですが、プーアール茶を売ると言う事は二十年後を問われる事なのだとあらためて気ずいたのです。
 今年は私のまわりに赤ちゃんがたくさん産まれました。震災ベビーとか言って一月が予定日の人も二人います。ワインと同じにプーアール茶好きは誕生の年のプーアール茶を買って置いて、成人式に又結婚記念に飲むために保存しておきます。
 名のあるワインは二十年経つとだいたい十倍になりますから、誕生記念に買ったワインをヨーロッパなどでは成人式や結婚にに開けて楽しむ様です。プーアール茶も93年製の7542餅茶などは二十年を経て新茶の時の十倍以上の値段になりました。
 そんなわけで赤ちゃん誕生祝いに2010年製の餅茶は今から予約がたくさん入りました。プーアール茶もワインと同じに出来の良い年、悪い年があります。それでも誕生記念なら、少々出来が悪くてもやはり誕生した年のお茶を保存して、楽しみに待つのが良いと思います。
 しかし飲んでおいしい事だけを目標にする場合は最近ので良いのですから、本当に出来の良い年の良い茶を選ばなければいけません。責任重大です。
 確実な所で2004年製をお勧めしようかな?新茶を自信を持ってお勧めしようかな?心乱れますね。うーん最低五,六年経つたプーアール茶なら自信を持ってお勧め出来るのですが。
 プーアール茶講座などをするようになり、私のプーアール茶の話を聞いて下さった方々もあっというまに百人を超えました。

 今秋は例年にもまして香港の茶商達が教えてくれた事、彼らの言葉の重みを感じています。暇さえあればプーアール茶の雑誌や本を読んでいる茗香茶荘の陳パパ、茶芸楽園の陳先生のさまざまな茶の揃った茶研究所を思い浮かべています。
 でもあまり考えてるとしわが出来るから考えるのをやめてプーアール茶でも飲もうかな。
 



 
# by natch551 | 2011-11-06 22:49 | 普洱茶 | Trackback | Comments(0)

またまた嬉しい出会いです。

 「茶旅」なるブログを見ていた海馬さんが見つけました。易武の旅の所になんとなんと、「永聘号」の工場写真が載っているではないですか。「永聘号」は私達が昨年10月に昆明に5日間滞在して、茶葉市場でいろいろプーアール茶を飲み比べ、一番気に入って仕入れたプーアール生餅茶です。味と茶葉の形状で、原料が山の古茶樹である事、晒青緑茶作りや最終仕上げが手作りで有る事はわかりましたが、工場を見たわけではありません。
 写真を見ると易武山の辺鄙な所で思っていた以上の家内工業、出来上がった餅茶も天火乾しです。さっそくお買い上げいただいた皆さんにも、この写真をご覧戴きたく著者にメールしました。


 インド旅行中の著者より、日本に帰りしだい伺いますとの事、今日お会いする事が出来ました。この広い東京で、お住まいは歩いて三十分の所です。初めてお会いするのに話がはずんで、気がついたら6時間もおしゃべりしてしまいました。
 須賀努さん、ナイスガイです。上海をかわきりに、香港9年、北京と、金融会社で海外駐在され、今年の5月に早期退職された方でした。今年は充電して、いずれはアジアの歴史や経済などをのんびり若い人と勉強したいと、「寺子屋チャイナ」を主催しています。東洋哲学に一番ご興味があり、その過程でお茶にも出会われたようです。


 どうしても気になっていたプーアール茶と健康についての証明は、薬理学者中村博士との出会いで実験も始まり道がついて来ましたが、もう一つ気になっていた香港のプーアール茶の歴史、お茶と茶商の歴史はいつかきちんと整理したいと考えながら、そのままになっていました。
 茶商達も50代以上の人々は英語が話せません。そんなわけで私一人ではいろいろ知りたいと思っても、中々わからない事も多かったのです。まーなんという事でしょう。須賀さん来年1月から4月まで香港大学に研究生で受け入れて貰う予定でした。茶商達へのインタビューをご自身の勉強にもなるので喜んでしていただけるとの事です。私は質問を出して、後はおんぶにだっこになりそうです。
 戦中戦後を知っている人達も早くお話を伺いわないと皆お年を取ってしまいます。一日も早くとは思っていたのですが、今まではチャンスがありませんでした。やっと私の方の準備も出来たから機会を与えられたのかも知れません。お陰様で来年早々の目標が出来ました。今日の嬉しい出会いを実りあるご縁にしなければいけないと思っています。中国語を本気で勉強しよう、今日はそんな決心を新たにしています。
 
# by natch551 | 2011-10-21 22:15 | 普洱茶 | Trackback | Comments(0)
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中国茶の楽しみから日々雑事まで


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