今日もぼんやりプーアール

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長寿は香港にあり、食は広州にあり

 今年ついに、男女ともに香港人の平均寿命は世界一になりました。「居住性が悪く、空気が悪く、気候は過酷で、どうして長寿なんだ?」香港に住む友人がため息まじりに言うくらい、騒音その他あまり長寿にむいた土地とはいえません。
 今回1時頃に茗香茶荘に行くとマイケルはお出かけ、英語のわかる人は誰もいません。言葉はつうじないんですけど、私を見つけると同時にパパが水餃子の椀を手渡し、食べ終わると又入れてくれる。とりあえず水餃子をご馳走になりました。
 そこにママが現れると手を引っ張って奥につれて行き、ゆでた海老を口に入れてくれます。七寸皿一杯に海老を剥いては自分と私の口に交互に入れる。これがごあいさつなんですね。そうこうするうちにマイケルが帰って来ておしゃべりしながら、残してあった昼ご飯を食べ始めます。子供たちが帰って来たり、出掛けるあいさつに顔を出します。ママはだまってその子たちの口にも海老を、マイケルは水餃子を口に入れる。これが気をつけていってらっしゃいのごあいさつらしい。毎日の事なのか、子供たちもモグモグと口に食物入れながら出掛けて行きます。
 立って物を食べてはいけないなんて、日本の教育うけた私には吃驚の光景ですが、最近では彼らの食べる事への熱意と言うか、それ以上に趣味なのか、それとも生きるとは食べると同じ意味なのでしょうか?「食は広州にあり」と言う言葉は単に料理がおいしいというのではないのです。彼らにとって食物とはそんな単純な物でない事を最近心から実感するようになりました。
 医者だった父が良く、「体の調子が悪くても、食欲があれば大丈夫、食べれなくなったら要注意」と言っていたのを思い出します。広州では八十歳超えのお年寄り達が、どんなに暑くても、寒くても、朝ヤムチャのために早朝のレストランの前で開店を待ってます。それが6時前だったりすると、6時半に来ても座れるのにと私には不思議だけれど、これが日常的な風景なのです。
 食への意欲がある限り、人間は元気でいられるのですね。
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 もう一つ今回おかしかったのが、石屋さん。貴石やパールなどの卸屋さんが軒を連ねるビルの入り口に人だかりがしてます。海馬さんは最初肉屋さんじゃない?なんて言ってましたが、近づいてみるとやっぱり石屋さんです。真剣に削り続ける石屋の主人、真剣に石を見てるお客さんたち、こんな石飾るなんて日本人には考えられません。
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 マカオ行きのバス、お手洗い休憩でもバスの乗り口にはバナナ売りが待ってます。バナナ畑の中のサービスエリアですから、ばあちゃんのもぎたてで新鮮で美味しいのでしょうか?殆どの人が買ってすぐ食べてます。食べ物見たら買わずにいられない。すぐ食べずにいられない。なんなんだろう?
 年取ったから、コレステロールが高いとかそんな事で食べる事は制限しません。食べて食べて元気で長生きな香港や広州の人達、プーアール茶の必要性も日本とは比較にもならないんですね。一週間滞在しているうちに小食の海馬さんの胃袋も大きくなったみたい?日本に帰ってきても、二人とも前より食べてるのでは?二十四時間安く美味しいものが食べられる香港や広州、都市としては欠点もいろいろあるけれど、それだけは本当にうらやましい。「長寿の秘密は食べ物にあり」です。
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by natch551 | 2012-09-03 23:06 | 旅行
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