今日もぼんやりプーアール

natchan819.exblog.jp ブログトップ

初心にかえる

昨年は台湾茶ブームだったと思う。お茶仲間で台湾に行った人は数えきれない、それに比べて中国本土はますます日本人の行かない場所になってしまった。
 台湾茶に比べて普洱茶は正しい知識を持つ人も少ないし、美味しいと興味を持つ人もとても少ない。
 自分のこのブログを読んでも、たぶん初めて普洱茶に興味を持つ人にはわかりにくいと思うし、うちのお茶会も12年続いているから、普洱茶に関しては皆一家言ある人が多い。
e0223339_1143786.jpg
 
 私がどうして普洱茶好きになったのか?、もっともっと皆にわかって貰えるのはどうしたら良いのか?、「エコ茶会」にも中国茶初めての人がたくさん来ていただけるようになったし、興味のある人は多いのだから、それは私達の不勉強が一番大きいと思う。
 「緑茶と普洱茶は別の樹木から作られるのですね?」とか「普洱茶は麹菌の作用で作られるのですね?」なんて言われてがっくり来るけど、20年以上前に私が普洱茶に出会った時だってもっと何も知らなかった。そもそもデパートの一番目立つテーブルセッテイングに、テイーバックの普洱茶を使ってしまったのが最初ですから。それは香港での出来事ですが、普洱茶のテイーバックを古伊万里の器にセッティングして、「普洱茶ぐらい勉強して下さい!」と初めて怒られた。さっそく行った楽茶軒で葉先生に「普洱茶ってどうやって作るのですか」と聞いて、「それは一言では難しい」と言われた事もなつかしい。今なら絶対買わないだろう普洱茶を持っていって、先生に見てもらい大笑いされた事もある。
 毎年最低二回、ある年は四回と、香港の茶商たちから勉強させてもらっている。長い時は二時間以上もお茶飲みながらいろいろ教えてもらった。それは今も続いている。
 私はといえばそうした知識を下敷きにして、乞われれば講師もしたり、雑誌に陶器について連載させて戴いたりもした。
 では肝心のお茶を売るという事はどうなんだろう?二十年の間に独りよがりになっていないか?。茶畑のお茶は嫌だ、若い木のお茶も嫌です、そう言って良いお茶をさがすのは楽しいし、喜んで貰えればとても嬉しい。だけど「茶壺天堂のお茶はどうしたら買えますか」というメールを戴くことが重なると考えてしまう。飲んで説明して納得して買って欲しい。そんな思いはもしかしたら私の勝手なのかもしれない。ワンコイン茶席で気楽に来れる事が「エコ茶会」の発展の基礎だとしたら、普洱茶も気楽に安価に買えることも最初は肝心なのだ。そしてそれがまずまず美味しければ良い。それからどの位の人が興味を持つかわからないけど、始めて体験する普洱茶で嫌いにならないようにしなければと思う。
 初心にかえって考えるとこれは難しいけど必要な事だと思う。
e0223339_115686.jpg

 一昨年頃より大手や卸会社の人々から、スーパーなどに量が少なくてもそれなりの普洱茶を売りたいとの相談があった。話しを持ってこられ方にははいろいろ協力したけど、彼らも現状だけで精一杯なんですね。海馬さんに「自分でやるしかないよ」と言われてしまった。「エコ茶会」のように5年は掛かるつもりで、今年からそっちも考えようと思っています。
 新しい事をするのは若さを保つのに一番大切らしいし(笑) なんか楽しみになってきました。こんなお茶欲しい、普洱茶こんな売り方もして欲しい、いろいろご意見戴ければとても嬉しいです。今年も皆様よろしくお願いします。
 
[PR]
by natch551 | 2015-01-18 20:42 | 中国茶
line

中国茶の楽しみから日々雑事まで


by natch551
line
クリエイティビティを刺激するポータル homepage.excite
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31