初めて飲む普洱茶 (広州仕入れ旅 柑普茶、餅茶作り)
香港普洱情報でも、大益に変わって若い人達の間で「柑普茶」が定着したとありました。これは丸のままのみかんの皮に、普洱茶を詰めて乾かして作ります。みかんの皮は乾いて陳皮になり、普洱茶は陳皮の匂いの移った熟茶になります。中でも金馬碑と呼ばれる鶴山市の茶葉果樹科学研究所で作られる柑普茶は、天日に乾して丁寧に作られています。陳皮と一緒にくずして飲みます。煎はききませんが、香りの良い茶で体が温まり、デトックス効果も在るそうです。今回一つ500円でお分けしようと仕入れました。
もう一つは消化や目に良いと言われる「菊普茶」で、生茶の散茶に菊の蕾を入れて飲んで戴こうと思います。
この二つのお茶、10月の「びっくり茶会」で、茶席を作って飲んで戴こうかと思っています。道具も特別なものでなく、身近にある物でどう簡単に美味しく飲んで戴こうかと思案中です。
散茶は易武山の300年古茶樹を仕入れました。夏の最後に摘まれた茶の様で、大きな葉に良く見るとほんの少し黄色く変色した茶葉も入っています。だから新茶よりは安かった。この散茶は小売りだけではなく、屹瑪茶業から100ℊ餅茶を作る布を一つ戴いたから餅茶作って見ようと思ってます。
映像見て、飲んで理解したと思っているお茶でも、作って見ると又違う景色が見えるかも知れません。これが私にとっても楽しみです。山歩き嫌い、茶毒蛾、蛭など考えるだけで嫌な私が出来るのは、出来た晒青緑茶から成形すること位かな(笑)昔の茶問屋は冬に普洱茶を作ったのだから、私も冬に向かって少しずつ準備しようと思っています。