今日もぼんやりプーアール

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未病を大切にするお茶と漢方

 黒茶には竹や蜜柑に詰めた茶がたくさんあります。地方や民族によって少しずつ違います。それはたぶんその地方で採れる身近かな植物を使用して、茶を保存、又運ぶのに便利なようにしたのだと思っていました。もちろん竹には抗菌性がありますし、陳皮には体を暖める作用があります。
 と、この位は理解していましたが、調べれば調べる程そんな単純な事だけではないのです。
まずは陳皮茶、海馬さんの映像ラボより陳皮茶の作り方、飲み方などの映像二本発見、うーんこれが結構深いんですよ。
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 まずプーアール茶と同じように陳皮も古い方が価値があり、五年物、十年物などはあたりまえで、何十年も前のがあったり、博物館もあります。又採った時期や蜜柑の種類によって効能が違うのです。暖まるだけではなく体の調子によって飲みわけるのですね。茶葉市場では同じ大きさなのにすごく高価な茶がおいてある店もあり、ここは高いなどと素通りしていましたが、次回はもう少し注意深く見てみなければと思いました。
 竹筒茶は10月より12月に採った竹は虫が付かないと言うので、お茶を入れようと竹筒をオーダーしていました。ところが19日に横浜で行われた普及会の感茶祭で林先生に竹筒茶を飲ませて戴き、お話を伺って目から鱗が落ちました。
 飲ませて戴いた竹筒茶ですが、台湾の凍頂山で漢方の素養のある友人が作られたお茶でした。凍頂ウーロンを作った後、うんかなど虫の来る季節に茶葉を摘み青茶にする。茶を竹に詰める。竹はその時期に出来た新しい竹を使用しなければいけない。七十二時間ホンペイ(低温でゆっくり)する。それからしばらく落ち着かせ、又七十二時間それを三回程くりかえす。そうすると竹の水分が皆茶に移り、茶は固まって焙煎のきいたでも優しい飲み口の茶に仕上がります。この新竹の水分が体の毒をだすのだそうです。そして自然に水分を含み優しく仕上がった茶は老人や病人が一日中飲みつずけても大丈夫なお茶になるのです。そうか茶筒に入れると言うのは輸送の為だけではなかったのですね。
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 黒茶にも竹筒茶はいろいろあります。やはり詰めてから焚き火の回りに置いて仕上げます。
 旅の途中で体に悪い物を食べなければならない時もあります。体の弱い人やお年寄りもいます。そんな体を整え、免疫力を高める事こそお茶の役目なんですよね。未病のうちに治すのがお茶の力です。
 中国三千年、あまり身近かに有り過ぎていつもは忘れている、お茶は薬だったと言う事をあらためて思い出しました。
 お茶を友として、未病のうちに体を整え、梅雨の湿気にまけないで元気にすごしましょう。
私は湿気の多くなるこの時期は、さっぱりすっきりした生茶のプーアール茶からパワーをもらいます。もちろん実生の古茶樹で作ったお茶でなければ駄目ですよ。
 


 
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by natch551 | 2012-05-30 23:00 | 中国茶
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