今日もぼんやりプーアール

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8月23日処暑の茶会

 東京日中友好協会様より中国茶に興味のある方にその楽しさをわかって戴く茶会の開催依頼を受けました。
 幹事さんも初めてと言う事で、最初は会場にお茶室をさがされて吃驚、会議で一度お茶淹れを披露して中国茶をご理解いただきました。会場に借りて下さったのが「リフレッシュ氷川」です。渋谷で良い場所ですが、並の会議室の六室分はある広いスペースですが、電気容量が20アンペアしかないのです。会費1000円、500円茶席は三席、初めての方には分かりにくいプーアール茶席は無料にして、半分は仕切って受付とフリースペースにする事にしました。
 先週、下見と細かい相談を日中協会のメンバーお二人として、茶席は二種類のお茶とお菓子、そこまでは良かったのですが、何か言ってる事が違う。そこに事務所から徒歩二分と言うので、巻き込んでしまったうらりんさんが登場して良かった。先方は三席同じお茶、同じお菓子、同じ設えが当たり前だと思っていたらしい。又々びっくり。参加出来るのは一人一席にして欲しいとの事。私はいつものように緑茶席、白茶席とか青茶席など作って、出たければ一人二席でも良いと思っていました。お茶席作りプロのうらりんさんが上手くお話下さって茶席の茶二種類のうち一種類とお菓子は同じ、設えは席主さんの個性でと言う事で一件落着。
 昨年「エコ茶会」に見えた初めての方が茶席を選べなかったのは、お茶の名前がわかりにくかっただけではなく、どの茶席も同じお茶だと思ってたのに、自分でお茶を選ばなければならなかったせいもあるのかも知れませんね。
 お茶にくわしい方がいらしてもご満足戴けるようにプーアール茶席はチョットひねろうかなと考えてます。そこだけは自由裁量にして戴きました。
 今年は中国茶好きの裾野が広がるように努力しようと思っていたら、そんなお話が次々と舞い込みます。
 入門篇のお茶をプロデユースして欲しいと頼まれたので、初めての方に伺うと「“鉄観音”をまず飲んで見たい」との事、私も二十五年程前に始めて買ったのは「鉄観音」だったと考えて見回すと、値段、味がそこそこの単純な「鉄観音」見つけにくい事を発見しました。二十五年前の自分はどうだったのかを考えながらお茶の組立をしています。同じ値段なら何々の方が良いいのに?なんて、今の自分の考えは少し抑えて考えなければいけないんですね(笑)美味しくて買いやすい鉄観音難しい。
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 「プーアール茶って何?」と言う本を書いて、分かりにくい黒茶をわかりやすくお伝え出来たらと考えてたら、お茶の基本がわからないと黒茶って何がわからない。まずお茶って何?から書いて欲しいと編集者に言われて図書館通い(笑)
 どの方に言われた事も眼からうろこです。わかりやすさ心掛けていたつもりでしたが、もっともっと基本から説明するのが中国茶に興味をもって戴くには大切なんですね。
 政治はさておき、そのせいで餃子を嫌いになる人は殆どいないわけだし、せっかく与えて下さったチャンス、どれも一生懸命努力してみようと思います。一人でも中国茶好きになって下さる方がいたらとても嬉しいですから。
 とりあえず二十三日のお茶会にも「中国茶って何?」をまとめて皆様にお渡ししたいと言う事になりました。ちょうど調べて原稿書いてたから早急に短くまとめなおさなければ!しかし難しいです。今日も暑いです。テレビ見て昼寝してさぼりたーい。
 

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by natch551 | 2014-07-27 14:57 | 茶会

白茶の現状1 月光白茶

「月光白」という白茶が日本、そして一部の中国人の間で流行っています。
このお茶はきれいな娘さんが、月の光をあびながら摘んだと言う伝説があり、表が白裏が黒とでき上がった茶葉に個性があります。しかしこの茶が高価な茶として扱われているのは日本だけだと思います。
 この茶は摘んだ茶葉を日陰に乾して作ります。摘んで来た茶葉を籠の上に広げる、それ以外に工程はありません。日陰をつくるのが大変だった昔は夜に摘んでそのまま朝まで置いて乾かしたのかもしれません。現在では屋根をつけた風通しの良い広い空間に細長い籠何列か置いている場合が多いようです。温度28度から30度、湿度は約50%が一番良いとし、雲南省普洱市景谷はその条件がつくりやすい地域の為多くの「月光白茶」が作られています。
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 普洱市景谷県農業科技局局長康氏は管理している1万ムーの茶畑のうち、7000ムーで「月光白」を作っていると言います。1ムーで約700キログラムの茶が作れ、一斤45元で売っているそうです。彼ははっきり「月光白茶」と言っています。広州でも良心的な卸では特級のきれいな「月光白茶」が一斤100元以内で売られています。景谷県全体の茶畑は約17万ムーと言われますからもちろん月光白茶はここだけで作られているわけではなく、機械乾燥で作られている茶も多いとおもわれます。
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 さてプーアール茶の基準ですが、これには三通りの考え方があります。古くからプーアール茶を扱う茶厰や愛好家達の基準、茶樹の産地はタイでもラオスでもかまいませんが、茶樹や制作工程が大切です。中国の国が作った基準、加工や茶葉にもありますが、産地が中国の限られた地域である事、プーアール茶が中国独自の茶である事が大切です。そして三番目が売るために福建省の商人グループ独自の基準です。茶樹も、工程も違う白茶でも雲南省普洱市で作られ、固めて餅にした茶は生茶のプーアール茶と勝手に言ってしまう。何故彼らは白茶をプーアール茶と言うのでしょう?白茶を固める意味はないのに何故彼らは白茶を固めてしまうのでしょう?
 プーアール茶は一年経ると10%値上がりします。餅茶は七子と言われ、七枚又八十四枚で売れる事が多い茶です。そしてプーアール茶は発酵茶として健康に良いと言われている事等々、プーアール茶は白茶より高い値段で大量に売る事が出来るからなのです。
「月光白茶」の特徴はプーアール茶のように揉捻されていず、まったく熱をかけられていませんから、茶の繊維はそのまま残っています。其の為に一煎目の茶の色が薄い黄色、徐々に色が変わり、八煎目になれば茶の色は茶色に変化します。これは生茶のプーアール茶にはない特徴です。
 現在の白茶の現状は第2段として来週にはアップします。
とりあえずどんなに基準が変わっても「月光白」は白茶です。

(注)画像は中国のblog _ 羅小果的日記 2011-03-29 “月光白---美茶如月”より転載しました


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by natch551 | 2014-07-04 23:22 | 中国茶
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