今日もぼんやりプーアール

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食は広州にあり、今回は打包三昧 広州仕入旅 二

 昨年までは一日歩き回って疲れると、ホテルレストランで食べちゃう事が二,三回はあった。部屋の広さ、従業員の対応、立地などはとても気に入っているホテルだけど、ホテルフードはそれなりの値段にまぁまぁかなの味、満足とまではいかない。夜はゆっくり有名レストランに行くのも良いけど、朝、昼は時間ももったいない。1月の広州、二週間も居るのだからと、思い切っていつも人の並んでいる打包(持ち帰り)専門の焼鶏飯の店で買ってみた。美味しい。何より、遅く行ったら固かったホテルレストランの焼鶏と違って、さくっとかみ切れる鶏が美味しい。13RMBで鶏とご飯に野菜もいっぱい入っている。見回せば打包店の多い事、冷房なしで良いのなら食べるスペースが完備しているレストラン形式の店も多い。
 さっそく街市(庶民の行く食品中心の市場)で茶わんと皿、レンゲを買う。凝ちゃうと止らなくなる私だから、毎日朝には街に出て物色(笑)
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 買い方も分かってくる。チャーシューと焼鶏でご飯は一つとか、大根モツ煮込みの大根だけとか、スープ、野菜、粥、大好きな鳩はガーと言えば良い事も覚えた。有名な広州酒家も斜め前だから、売店のお菓子もパンも結構いける。皇上皇と言う中国一の中華ソーセージ屋さんもその隣、二個5RMBの焼豚包もすごく美味しい。海馬さんは打包がすっかりお気に入り、夜も出るのが億劫そうだ。でも私には食べたい物がある。蝦餃や鳳爪などなど、思い切って一人で「陶陶居」へ行く。「打包」と言うと、最初に100RMBを払えと言う、そして簡単なタッパーを1RMBで購入、最後に精算して残金は返却、不足が在る場合は支払うシステムらしい。打包はどんなレストランでも出来るんだ。よく残り物を持って帰るお客さんは良く見かけるけど。そう言えば彼女のお誕生日にご馳走する時、食べきれない子豚の丸焼きなど注文し、おみやげを持たす事で女性の家族にこれだけ大事にしてますよと表明すると聞いた事があった。
 今回は淳子ちゃんと倫子ちゃんにも打包の楽しさをおすそわけ、こんな美味しい豚足食べた事ないとか、明日も大根食べたいとか大好評だった。100RMBずつ最初に集めた共用財布で三日間の滞在費、タクシー代、スタバ代など総てまかなえちゃった。最後の夜「陶陶居」で食べたら三人で200RMB,「うわー高い」と淳子ちゃん、「一人1500円も掛かってないのよ」と笑う私、今までが安すぎたねが三人の結論でした。ウェルカムフルーツにはご丁寧に二枚のお皿とホーク、ナイフもついてたからそれらも取り皿に大活躍、デザートには桃やライチーも美味しかった。胡麻や杏仁を大きなすり鉢で擦ってるお汁粉専門店などなどバラエテイも半端ない。ケリーちゃんは臭豆腐の串揚げがすごく美味しかったとの事。この円安でも食べ物だけは広州が安い、そして美味しい。帰りに香港空港で食べた焼鶏飯のご飯やスープが何てまずいのと思った程、安い打包弁当でも広州の食材のレベルは高い。
 日本は甘い物お菓子系が多いけど、広州の若い人達っておかず系を食べながら歩いているのが面白い。それほどおかず系の店が多いんですよね。気をつけるのは衛生面、必ず流しを完備した店で、調理済みの暖かい品を買う事、生ものや階段の隙間なんかで売っている店では買わない。市場のライチーも枝つきの専門店で、置いてある袋から新しく出して貰うなど、埃にも気をつけてます。市場で並べられてる調理品は美味しそうでも買わない。
 打包生活には思わぬおまけもありました。お店の人と仲良くなって言葉が通じないながらも毎朝笑顔であいさつしてくれる人が増えた事、とても嬉しかった。街市の広場の階段に座ってくつろげる様になりました。広州の食、まだまだ探検の余地あり、旅の楽しみが一つ増えました。
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# by natch551 | 2015-07-02 18:52 | 旅行

涇渭茯磚茶からの贈物(六月仕入旅1)

 ご無沙汰しているうちにすっかり東京は湿気と暑さの季節ですね。皆様お元気ですか?
ここ十年仕入れ旅は月見の季節だった。今回六月にした一番の原因は、涇渭茯磚茶が足りなくなった事。西安に行って作っている所を見たいと思ったけど、直行航空券がなく、広州から行くのが一番楽になる、それなら広州に行き他も見よう。ところが行ってビックリ、広州の卸にはもう8個しかない。一番おおもとに行って来年ならあるかと聞くと、もうこの大きさを作るのをやめたらしい。たくさん飲むなら2kgが重宝だろう、でも日本の様な気候で金花がうまく熟成するのはこの357g の大きさでないと駄目、上海みやげの2kg 飲んで見たけど味が違う。どうしよう?8個を下げてとぼとぼ下関茶厰の専門店に行った。
 十年通っていても、その他の仕事で殆どいない老板に初めて遭遇、涇渭茯茶が巡り合わせて呉れたとしか思えない出会いであった。普洱茶の話などいろいろしているうちに実はそのお茶持っているとの事、食事に誘われた。「今度来た時ね」その夜は予定があったし、疲れていたから最初はお断り、「明日は友人が二人来る」そう言ったら二人も一緒で良いと言う。茶葉市場からは息子さんの車で送って戴き、自ら荷物まで運んで呉れる。何かこの人詐欺師かな?何も持ってないし、店は立派だから詐欺じゃないよね? 狐につままれた様な日でした。
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 次の夜、息子さんのチャールズの車で着いた所が自分の茶館、二階建てで全部個室、十室はある立派な個室に店はサロンの様に三つの大きな茶席、こんな茶館が広州に五つあるそうです。自社ビルに建設中の普洱博物館!すごーい。紅印を中心とした普洱茶コレクションも圧巻、涇渭茯茶の蒼山茶業も株主で、もうどこにも売っていない357gの茶はあと三十箱は倉庫にあると。普洱茶の好みが一致して双方大盛り上がりの夜でした。最後の落ちは何と老板が「茗香茶荘」の今は引退した陳伯父さんの奥さんの甥だった事。今回の仕入れ旅、これだけですごく嬉しい。仏教徒の老板の趣味の素食も美味しかった。中心部にあるから駐在員の奥様方も良く見えるとか。旦那様方はお好みでないらしいけど。チャールズともすっかり仲良くなって是非一緒に仕事しようと画策中です。どうしよう?向こうがすごく乗り気だから私も頑張らばなくては。中々“老人半日仕事”にはなりそうもない。
 涇渭茯磚茶は健康維持に本当に良いお茶だと思う。夏を乗り切るのにやかんで沸し、冷たく飲みたければ冷蔵庫で五日間は持つ、他のお茶の好きな方にこそ飲んで欲しいと思います。今回は自分でけずらなくても良い一回分ずつの袋入りも手に入りました。くせのない味に菊や玫瑰花を足しても良いし、ご飯の時に麦茶の様に飲んで、腸内フローラを元気にしてあげれば夏ばてしませんよ。発酵茶飲み出すと体の調子が良くなっていくのが必ずわかる。愛好者を増やしたのに、お茶が手に入らなくなりそうだった今回の旅、またまたお茶から大きなプレゼントもらいました。
 
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# by natch551 | 2015-06-27 15:40 | 普洱茶

一杯10円で飲める黒茶

 黒茶には「辺境の茶」と「普洱茶」があり、「普洱茶」には生茶と熟茶があります。当たり前にまずそんな分類を語って来ました。最近では辺境の茶も「昔ながらの製法で今なお辺境に住む民族の健康を守り続けている茶」「余った茶葉を蔵茶、茯磚茶と名乗って売っているけど伝統的辺境の茶とは違う茶」の二つあります。そして普洱茶は「古来より健康の為に飲む日常的な茶」「将来、より美味しくなる茶、高価だけれどやはり一番力があり、一部投資目的にもなる茶」「普洱茶と言いながら、その製法や生産地域から、普洱茶とは定義出来ない」に大きくわけなければならない時代になったと思います。
 うちのお客様でも普洱茶を勉強し、古茶樹の生餅大好きと言う方でも、毎日飲むのは買いやすい熟茶にして出張の際や、会社で飲むためにはテイーバックを所望される方もいます。きちんと晒青で作られていて、美味しいお茶が一杯10円内外で飲める事は、健康を維持するのにとても良い事だと思います。
 最初に飲む黒茶、そこでこの茶の好き嫌いが決まってしまう。せっかく腸内細菌を整え、体調管理に一番良い茶なのに、最初の一杯がまずければ一生もう見向きもしない。何人か転向させましたけど(笑)それはとても大変です。清朝宮廷の人々は他の貢茶も多く在りましたが、黒茶は体調管理の為に毎日飲んでいました。そんな風に誰もが身近に黒茶を感じて欲しいと思っています。だから今年は一杯10円で飲める黒茶にあらためて力をそそいでいきたいと思います。意識しないとどんどん美味しい方に走ってしまうから(笑)そんな茶はくせがなく自然だったら良いと思います。体が喜ぶから美味しく感じる。飲みやすくやさしい茶を提供したいと思います。
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 もちろん美味しいお茶探しも頑張ります。将来ビンテージになっていくお茶は本当に難しい。現在樹齢800年内外の名のある山で作られた「純料」の茶は新しくても餅茶一枚が20万円、日本では一枚より小ないグラムで売られている場合が多いですが、最高の茶でも20分の1の15グラムは10000 円、幅を持たせても15グラム20000円以上の値で売られているのはとてもおかしいと思います。それなら60年前の紅印普洱茶が買えちゃう。最初から高価すぎるイメージも黒茶に興味を持つ人を少なくしてしまう。うちでは古茶樹の純料茶でも100g5000円程度では提供したいと思います。一回分500円から1000円まで、何煎も飲めるから高いとは思わない。又有名茶山の場合、古茶樹で作られたと言いながら、その山の茶葉の取引される元値より安い場合もおかしいと思います。散茶が真空パックされて売られてるのもどうかな?散茶は厳密には生普洱茶とは言わず、現在では晒青緑茶と呼ばれます。普洱毛茶と呼ばれる方も居ますが、中国では現在緑茶と分類されています。出来立ての晒青緑茶は他の新茶と同じ美味しさを味わう事が出来ますが、時間が経る程美味しくなるかな? 山の古茶樹で作られた茶は生産量が少ないから手に入れるのが本当に難しい。2011年の大好評だった易武山純料の茶もすでに売れてしまい、今年の2015年春茶も残り48枚とかで、仕入れを前倒しして6月に行く事にしました。
 一方毎日飲むお茶を選ぶのも難しい時代です。辺境に送られて不足する栄養を補い、肉食中心の人々の命を守って来た茶も、自由化されてより国営企業以外にも様々な茶厰が出来ました。杭州の緑茶の産地で作られた茯磚茶を見つけたのはもう十年近く前です。良い茶とはとても言えません。たぶん緑茶のシーズンが終わった後の刈り込む茶を売る為に作られたのでしょう。湖南、湖北なども大きいメーカーでは緑茶、ウーロン茶など現在ではすべての茶を作っています。中には従来の辺境の茶とは異なる茶もまざっています。四川省でも「雅安茶厰」以外の複数の茶厰が蔵茶を作るようになりました。蔵茶の伝統的な作り方は今だに全部は公開されてはいませんから、なんちゃって蔵茶に発酵茶としての効果があるかは疑問です。全部の新興茶厰の作った茶が悪いと言っているのではありません。ただ日本製の「普洱茶」とか、どこが茯磚茶なのか?なんて、健康に寄与するのか害になるのかわからない黒茶も多数出回っています。黒茶嫌いを作りたくない。本当に体に良い黒茶を気軽に皆さんに飲んで欲しい。その為にはどうしたら良いのだろう?この頃前にもまして考える事が多い。
 と言いながら黒茶の良さと面白さにますますはまっていく、今年も少しずつでも前に進めるように頑張ろう。
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# by natch551 | 2015-04-19 13:32 | 中国茶

「純料」と呼ばれる普洱茶


 普洱茶にあまり関心ない方にはチョット難しいかも知れませんが、ブログでお茶をご注文下さった皆さまの為にも新しい情報共有したいと思います。
 とりあえず簡単に普洱茶の歴史です。中国が資本主義であった時代、各茶厰は何々號と呼ばれていました。その時代に作られた普洱茶は「號級」と呼ばれています。2004年以降にまた何々號と呼ばれている普洱茶が増えましたが、これはあくまでも1940年代までに作られた普洱茶の名称です。
 1950年代、60年代初め、国営企業が作った普洱茶、紅印、緑印、黄印を総称して印級と呼びます。ここまでの普洱茶は現在では飲むというよりもコレクションアイテムになりました。
 70年代になると印級をプロトタイプに様々な普洱茶が国営企業で作られ、2004年以降には国営企業が衰退し、その流れを持つ又新しい資本家のもとで普洱茶は生産量がふえ続けます。
 古茶樹、もしくは実から育てられた実生の茶樹ではなく、挿し木で作られた茶畑を台地茶園と言いますが、1970年代以降に沢山造られたのです。挿し木は親木とまったく同じに育ちますから消費量が増え、大量に同じ普洱茶を作らなければならなかった場合に必要不可欠なものだったでしょう。
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 拼配料(ほうはいりょう)と呼ばれる茶の登場です。拼配料茶は簡単に言うとブレンド茶です。台地茶と呼ばれる茶畑の茶と、山の古茶樹の茶をまぜて作られました。文化大革命の時代はもとより、国営企業に茶葉を納めなければならなかった90年代まで、茶葉は国営企業で配合されて拼配料茶の普洱茶になりました。これには長い経験と技術が必要とされます。黄印をプロトタイプに作られた7542と言う茶など75年以降〜現在作られ続けています。そして90年代の7542は高い評価を受けています。拼配するには茶葉を見て普洱茶の将来をみとおす眼が必要で、誰でもが出来る事ではありません。勐海茶廠の名厰長だった邹炳良さんが独立して作った「老同志」、阮殿蓉女氏の「六大茶山」などもその伝統を引き継いで基本的には拼配料茶です。全部ではありませんが「老同志」の茶も普洱茶好きの間で高い評価を受けています。
 現在中国では普洱茶の定義を決めています。2010年には新しく「純料」という語句が使われる普洱茶が出現しました。「純料」とは同一時間に同一樹木から同一等級の茶葉を採って作られた普洱茶と定義されています。同一時間と言うのは同じ時期と言うのでしょうか?一週間違ったら茶葉の状態は違ってきますから、常識の範囲内2,3日でしょうか?同一等級と言うのも、厳密に言えば四級から六級までとかその茶を作るのに必要な等級なら良いのでしょうか?茶樹の大きさにもよりますが、ある程度の量がまとまらなければ普洱茶は作れませんから。この辺は次回もう少し調べてみます。
 この定義にあてはまる普洱茶だけが「純料」と表示する事が出来ます。今回仕入れた屹瑪茶業はこの定義を受けて、2011年に「純料」普洱茶だけを生産していくために創立されました。
 驚異的早さで発展した近年の中国にあって、この10年は普洱茶業界も驚異的速度で変化しています。古茶樹、何々茶山の名を冠した普洱茶が氾濫している現在、本当に良心的な茶厰にとってこの基準は歓迎する事態だと思います。普洱茶投資家にとって都合が良かったりすると愛飲家としては困りますが。今年は普洱茶にとって大きな転換期だと言う記事を読むと、この所毎年そう言っているじゃないかと言いたくもなったりしますが。少しずつ普洱茶をとりまく環境が整備されていくのは嬉しいと思います。
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 ただ私にとっては美味しいのが一番大事、美味しくて誰でもが買える値段である事が大切です。そして、オーガニックなだけではなく化学肥料も使わず、根を大地の奥深くまで張り、パワーをくれるお茶で有る事が何よりも大事です。今回も美味しかったのて仕入れてきました。そして「純料」と書いて有る意味が知りたくて海馬さんが調べました。だから「純料」の意味がわかったのが後なんです。
 そう言えば同じ3月に摘んだ同じ易武山の300年茶樹で作られたお茶3種類飲んだけど皆味が違いましたし、茶葉も違いました。800年茶樹の茶なんて10倍も値段してたけど「純料」なら無理もないか、と少し理解出来たような気がします。普洱茶にこだわりのない方にはどうでも良いかな?もしご興味あってもわかりにくかったり、わからなかった方がいらしたらご遠慮なくメール下さい。

 

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# by natch551 | 2015-03-01 23:21 | 普洱茶

易武山から贈物

 易武山の普洱茶が好きだ。易武山が近代普洱茶を作った。清朝宮廷で愛されたのは易武山の普洱茶。なんてなんて易武山、易武山と言っていたら易武山から大きなプレゼントを貰った。思いって通じるものなんだと今回屹瑪茶業と知りあってとてもとても嬉しかったし、頑張ろうという新しいパワーも貰った。
 昨年夏の事。森崎さんがご紹介下さった古茶樹の普洱茶、その出店が広州茶葉市場にあるのを海馬が調べ、5700軒とも言われる茶葉市場の端の端まで半端ない暑さの中を出かけて行った。そうしたら何ともうその店は無くなっていた。
 がっかり、隣を見るとやはり今まで聞いた事のないメーカーながら良いお茶がありそう。ここまで来たのだからと覗いて見たら、易武山を中心とした良い茶がたくさんある。一枚飲んで美味しいからそれを欲しいと言うと今は見本の一枚しかないと言う、それを購入した。屹瑪茶業との出会いだった。何枚かその時いくつかの店で買ってきた茶を日本でゆっくり味わって見ると屹瑪茶厰のお茶が抜群に美味しい。熱帯雨林の中でゆっくり育った柔らかい茶葉、甘い飲み口、何より太陽をいっぱいあびながら乾燥していく昔ながらのゆるい揉捻と石磨のゆるさが良い。最近では石磨圧製と言いながらプレスしたような餅茶が多いなか、手で半分に折れる位ふんわり仕上がっている。(茶壺天堂ホームページ参照)
 海馬さんがエキサイト翻訳で中国語の手紙を出すと、メールが返って来て、広州の店に茶を用意したと言う。さー今回は質問一杯用意してゆっくり時間をとってお店を訪問。
 香港育ちのガールフレンドが出来ていて今回は筆談だけでなく英語も通じる。とりあえず予約して置いた茶を購入、40枚しかなかったからと2枚分はいろいろな茶を持って行けと4枚もおまけを戴く。茗香茶荘の易武山(1999年)の茶は評価も決まり、日常飲むのには高価になった。永聘號も易武山で作られた茶はどんどん値上がりしている。今回屹瑪茶業のこの茶が手に入ったのはとてもとても嬉しい。
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 私達が持って行ったもう手に入らないお茶など飲みながらゆっくりとした時間が流れる。今回は結局3日間も通いとても仲良くなれたと思う。
 屹瑪茶業の老板陳氏は彝族である。易武の地蔟だと言う。昔々から住んでいたのだ。17歳で茶の修業を始め、23歳の時23人の仲間と屹瑪茶業を立ち上げた。広州に店を出したのは4年前。今30歳位かな?易武山の何処?かと問うと老街だと言う。製作過程、茶樹などいろいろ写真を見せて貰う。樹齢800年を超える茶樹もあり、やはり柵をめぐらし、保護している、私の買った茶は樹齢300年、熱帯雨林の中で大きな樹木におおわれた中でけなげに生きてる。
 山を歩く彼はライフル銃を背負っている。仕留めた猪と写っている写真もある、民俗服を着たお母さんの写真もあった。そして山の茸を使った易武山のXO醤ももらった。そう彼らにとって易武の山は茶の木だけではないんだ。そこに住む人々にとって、獲物をとり、茸をとり、大切な大切な場所なんだと言う事が写真を見てよく分かった。
 茶葉だけが大切だと花も咲かせない栽培もある中、花だけで作った餅茶も貰った。
 易武山が普洱茶作りの中心地だった頃からもう200年、写真を見ると老街はまだまだ静かだ。だけど普洱茶が自由化されてからもう十年を越す、老街にこんな新しい動きが出てきた事が本当に嬉しい。やはり昔から茶樹を管理してきた人々が外部資本に茶葉だけを売るのではなく、伝統を大事にして、昔ながらのお茶を作る、それが一番良いと思う。私が買った茶は屹瑪茶業で最高の茶ではない。もっと樹齢の古い木で作ったもっともっと高価な茶もあり、2013年には上海の茶博覧会で銀賞も取ってる。でも今日本で一枚15000円で売ってる餅茶の中では抜群に良いお茶だと自信を持って言える。(良いお茶の定義はいろいろあるから私の中ではだけどね、)2月18日からは18000円にします(笑)茶頭は売るお茶だと思わなかったから易武の工場にただ置いてあるらしい。次回はそれも仕入れよう。少しでも良い易武山の茶を普段飲みやすい値段で皆さんに届けたい。そんな道筋が見えて来たのが本当に嬉しい。彼らは何があっても易武山を出る事がないだろう。これから何十年も易武山で普洱茶を作り続けるだろう。来年は易武山にお二人をご招待します。陳氏はそう言った。西双版納行きたいと言い続けながら昆明どまりだったけど、機会って必ず来るんだなって思う。易武山にゆっくり行けるように今年はいろいろ頑張ろう。普洱茶の神様有り難うございます。これからもよろしくお願いします。
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# by natch551 | 2015-02-10 23:28 | 普洱茶

香港人

 香港に四泊し、久しぶりにゆっくり香港を味わった。
もう二十五年来、一年二回は来ているけど、友人達と買物したり、通過点だったりで余裕がなかったから今回はあらためて考えさせられる事が多かった。
 ホテルの朝食、相席しか空いてなく同じ世代の夫婦の前の席に座ると、中国人だと思われ「誰にことわってここに座ったの」いきなり高飛車に言われ、「空いてる席、ここだけでしょ」それに「私は日本から来たの」と付け加えるとおばさんの態度が一変した。「私はオーストラリアに移住した香港人よ、日本人の良いお友達が沢山居るの」とか「ノリタケ陶器が大好き」だとかおもねりだす。「私は広州が大好き」とジャブ繰り出すと「私は中国本土なんて一度も行った事ないわ、カナダは行くけど」とおっしゃる。この人達と一緒の朝飯こちらこそ勘弁してと、ウェイトレスさん呼んで、新しい席作って貰った。
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 「茗香茶荘」のマイケルは不景気だと言う。パパが作った「瑞貢天朝」や「茗香陳餅」が易武山の茶として、本にも掲載されて高い評価を受ける今、次の老板として易武の次世代と組んで新しい良いお茶を作って欲しいとしみじみ思う。しかし「易武の彝族の、良い人と知り合ったよ」言いかける私に「農薬、化学肥料、破壊、中国人に良い人なんていない」とにべもない。西双版納の小学校の為に募金をしたり、出来が悪くてもすべての茶を買い取ったりしていたにもかかわらず、この十年いろいろ有った事はわかる。茶業界だけでなくすべての職業で、香港では中国に裏切られた経験を持つ人は多いのだろう。
 しかし、セントラルのブランドショップもすべて中国人好みの商品ばかりになり、中国人の購買力に支えられてる香港の現実が見える。中国が不景気になれば最初にわりをくうのが香港なのだ。「茗香茶荘」だって、春節も休まず中国人観光客を迎えるそうだ。
 中国人には決して迎合しない友人が居る。一番売れ筋の鉄瓶や銀瓶は単なる用を足すものだから置かない。僕は芸術だけを愛していると言って、中国、日本、アジアの彼の眼を通して良いと思う渋い品を常に展示しているアンテイークショップのオーナーだ。彼も彼の店も二十五年間変わる事がない。
 「こんな事あんな事あったんだよ」いろいろ言う私に「香港人はアメリカ生まれの中国人も新界の農民も中国人皆嫌いなんだよ」でもね「うちに来る中国人は皆香港人客より教養もあり、礼儀正しいよ」そうそう「中国人だっていろいろいるよね」ポルトガル人と香港中国人のハーフでイギリスでも教育を受けたカルロスの公平な判断にほっとする。
 もちろんお金に物いわせ非常識な中国人だってたくさん香港に来ているし、中国政府が嫌いなのもわかるけど、すべての中国人が悪いと決めつけては何より香港の未来がさびしいと思う。中国人には、ポーターは無視、ウェイトレスも無視、タクシー遠回りなんていう意地悪は本当意味ないと思う。欧米人や日本を含むアジア人全般と仲良くしようとする香港人がどうして?私にはわからない。「広東語難しいから北京語おぼえたら」という日本語勉強中のホテルのフロント嬢に「でも北京語だと意地悪されるよね」そう言うと「ちょこっとね」と悪びれずに言う。
 返還後すぐには外国に自由に出れないと香港で子供を産んだ中国人もいたけど、今広州の友人達は、今年はパリに行くとか娘が日本で買ってきた電気製品がすごく良いから来年は私が行くの、なんて暢気に言ってる。日本のバブル期だったかな?「日本人はかわいそう。香港ではアマさんだって一流料理店でいつでも好きな物食べれる」そう香港の友人に言われた事を思い出した。今広州では最低賃金の人でも一流料理店で食べる事が出来るけど、香港では不可能だ。
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 二制度ではあるけれど一国になった事実は変えられない。意地悪して文句言っているうちにどんどん取り残されちゃうよ。5星ホテルのレベルはどんどん落ちている。今回もあきれる事、昔なら考えられない事がいろいろあった。今では中国の5星ホテルの方がずっとレベルが高くなった。
 中国でも香港返還後に生まれた子供達がもう高校生になる。今回は若い素敵な友人達が出来た。香港の若い人が彼らと仲良く未来を見つめて中国政府を少しでも良い方向に向かわせて行く事は出来ないんだろうか?
 大好きな香港だから、いつまでも元気でいて欲しいからチョット心配になった今回の香港でした。
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# by natch551 | 2015-02-04 19:28 | 旅行

初心にかえる

昨年は台湾茶ブームだったと思う。お茶仲間で台湾に行った人は数えきれない、それに比べて中国本土はますます日本人の行かない場所になってしまった。
 台湾茶に比べて普洱茶は正しい知識を持つ人も少ないし、美味しいと興味を持つ人もとても少ない。
 自分のこのブログを読んでも、たぶん初めて普洱茶に興味を持つ人にはわかりにくいと思うし、うちのお茶会も12年続いているから、普洱茶に関しては皆一家言ある人が多い。
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 私がどうして普洱茶好きになったのか?、もっともっと皆にわかって貰えるのはどうしたら良いのか?、「エコ茶会」にも中国茶初めての人がたくさん来ていただけるようになったし、興味のある人は多いのだから、それは私達の不勉強が一番大きいと思う。
 「緑茶と普洱茶は別の樹木から作られるのですね?」とか「普洱茶は麹菌の作用で作られるのですね?」なんて言われてがっくり来るけど、20年以上前に私が普洱茶に出会った時だってもっと何も知らなかった。そもそもデパートの一番目立つテーブルセッテイングに、テイーバックの普洱茶を使ってしまったのが最初ですから。それは香港での出来事ですが、普洱茶のテイーバックを古伊万里の器にセッティングして、「普洱茶ぐらい勉強して下さい!」と初めて怒られた。さっそく行った楽茶軒で葉先生に「普洱茶ってどうやって作るのですか」と聞いて、「それは一言では難しい」と言われた事もなつかしい。今なら絶対買わないだろう普洱茶を持っていって、先生に見てもらい大笑いされた事もある。
 毎年最低二回、ある年は四回と、香港の茶商たちから勉強させてもらっている。長い時は二時間以上もお茶飲みながらいろいろ教えてもらった。それは今も続いている。
 私はといえばそうした知識を下敷きにして、乞われれば講師もしたり、雑誌に陶器について連載させて戴いたりもした。
 では肝心のお茶を売るという事はどうなんだろう?二十年の間に独りよがりになっていないか?。茶畑のお茶は嫌だ、若い木のお茶も嫌です、そう言って良いお茶をさがすのは楽しいし、喜んで貰えればとても嬉しい。だけど「茶壺天堂のお茶はどうしたら買えますか」というメールを戴くことが重なると考えてしまう。飲んで説明して納得して買って欲しい。そんな思いはもしかしたら私の勝手なのかもしれない。ワンコイン茶席で気楽に来れる事が「エコ茶会」の発展の基礎だとしたら、普洱茶も気楽に安価に買えることも最初は肝心なのだ。そしてそれがまずまず美味しければ良い。それからどの位の人が興味を持つかわからないけど、始めて体験する普洱茶で嫌いにならないようにしなければと思う。
 初心にかえって考えるとこれは難しいけど必要な事だと思う。
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 一昨年頃より大手や卸会社の人々から、スーパーなどに量が少なくてもそれなりの普洱茶を売りたいとの相談があった。話しを持ってこられ方にははいろいろ協力したけど、彼らも現状だけで精一杯なんですね。海馬さんに「自分でやるしかないよ」と言われてしまった。「エコ茶会」のように5年は掛かるつもりで、今年からそっちも考えようと思っています。
 新しい事をするのは若さを保つのに一番大切らしいし(笑) なんか楽しみになってきました。こんなお茶欲しい、普洱茶こんな売り方もして欲しい、いろいろご意見戴ければとても嬉しいです。今年も皆様よろしくお願いします。
 
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# by natch551 | 2015-01-18 20:42 | 中国茶

プーアール茶、疑わしくは?

 中国はわからない。それは何も茶畑だけではない。現在マスコミの第一線で活躍する中国人は言う「中国はわからない、わかったなんて言う人はおかしい」と。1兆円を超す個人資産を持つ人から家族6人で小さな部屋一つに住む人まで、13億人の民族が違う人が混在し、歴史は4000年?。
 雲南省の面積は日本全土より大きいし、茶畑についても、農薬や肥料に関してすべて把握している様に言う人が居るけど、そんな事はできないと私は思う。人も環境も違いすぎるから、日本人の尺度では理解しがたい事は多い思う。
 肥料を使用しすぎて、畑の西瓜が皆爆発したという事件があった。うその様な本当の話らしい。地方の役人は売れば売るほどマージンがもらえるから出来るだけ多く売ったのだと思う。もしそのマージンで母親が病院にいけるとか、子供が学校にいけるとか、そんな事があったら私だって出来る限りたくさん売ったかもしれない。華やかな都会に比べて、農民はまだまだ貧しい。字が読めない人もまだ多いので、薄めたり撒いたりする方法を、説明せずに渡したら駄目なのだ。
 雲南省は特に貧しい地域だ。西双版納の山の住人は不作の年には何もなくなるらしい。プーアール茶.comの藤本さんは不作の年は強盗や泥棒が増えると言う、山の民はまだその日暮しなのだ。
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 某ブラザースなる会社のプーアール茶がアメリカの有機認定証を付けてスーパーマーケットで売られている。オーガニックをうたい文句にしてペットボトルの茶の原料にもなったらしい。段ボールに染粉をまぶした緑茶を売っていたのを見てから、私はここのお茶を良いとは思わない。だけど四社あるというアメリカの有機認証のすべてが怪しいと断言しているわけではない。誰かさんのいいぐさではないけど「わからない事が多すぎる」のだ。認証には多額のお金が動くのだと推測はするが。
 とくに国営工場から急激な民営化が進んだ2000年代の後半からはわからない。だから、疑わしい茶は買わない、飲まないで自衛するしかないと思っている。
 新興のプーアール茶メーカーの中にはうちの茶は安心と言うデモテープを作り、うちの茶は最初に洗ってから作業しますと言って、ガラス張りのオートメーション工場を宣伝しているのもある(笑)。雨なら摘まないという茶葉を最初に薬剤入りの水で洗うの?ショップは一流ブランドショップ並の内装で造られていて、中国本土では成長しているみたいだけど。
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 プーアール茶は茶樹、産地、製法、それから養生とあるから難しい。養生だけでも間違えると茶がくさってしまう。宮廷と八級茶葉にしても同じメーカーならさほど味に違いはない。メーカーの違いの方が等級よりずっと味の違いは大きい。
 もちろんとても真面目に伝統製法で作っている茶厰もあるし、宣伝、流通の波に乗り遅れて良い茶なのに評価されてない茶もある。そんな茶を見つけると、ほっと一息本当に嬉しい。
 形のままの茶を見る。飲んでみる。飲み終わった茶葉を見る。そして出来るだけ出自を調べる。今の所そうして茶を買うしか私には方法がない。オリジナルを作れと言う話もあるが、数多く売れないのもあるし、見本と同じ茶が出来るとは限らないのが今の中国の現実だと思う。あるきちさんが10年、20年後には変わると思うと言うけれど中国の変化はすごく早い。出来るなら3年、5年で、もう少し分かり易くなってくれれば嬉しいと思う。
 本当にプーアール茶の現状、わからない事が多すぎる。現状と言うより黒茶やプーアール茶自体があやふやなのに、わかった様なことを言う間違った情報が氾濫しているのは本当に悲しい。とはいっても長い年月、人類の健康に寄与した歴史は変わらない、美味しくて体に良いお茶だから、1日1日少しずつでも勉強して、良いお茶を皆さんで楽しめるように努力して行こうと思ってます。

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# by natch551 | 2014-10-26 18:07 | 普洱茶

易武山のプーアール茶

 「茶祖史話」によると易武山の茶生産は後漢時代225年に開始されました。
 1700年代終わりから1800年代半ばには易武山の伝統的なプーアール茶は最盛期を迎えます。茶農家6万人、茶の生産量8万坦(1坦50㌔)を超えました。朝廷に献上されるプーアール茶の殆どを生産していました。易武山のプーアール茶に感動した皇帝が「瑞貢天朝」の扁額を送った車順号、現代では中国国家の国礼の茶として諸外国に贈られている「同慶号」などを初め、茶問屋や茶厰も数十軒ありました。
 最後の皇帝・薄儀は「易武のプーアール茶は皇室の人々の好物であり、それを所有する事が身分の高さのシンボルであった」と回想しています。
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 しかし1950年代以降、プーアール茶生産拠点は勐海地方が盛んになり、1990年代易武では茶葉が売れない時代もありました。そんな1999年製の茶、15年経てゆっくり熟成し、今年初めて「エコ茶会」で皆様におわけしようと思います。(ひと足早く20日の香流一周年パーテイー黒茶席でお目見えします)
 現在の中国では樹齢が古いほど茶葉が高価です。千年を超えるという茶樹で作られたプーアール茶は2014年製で餅茶一枚が1万元を超える値段で売られています。易武山の茶樹は千年茶樹もありますが、最盛期に植えられた樹齢200年前後の茶樹が多いと思われます。ですから私達でも今なら手に入れる事が出来るのです。もう少し中国人のプーアール茶文化が円熟すると、茶葉で大切なのは樹齢だけではなく、茶樹の植っている場所にある事に気ずくでしょう。易武山のプーアール茶をその前に買っておかなければと思ってます。今回は1枚しか手に入りませんでしたが、まったくの伝統製法で作られた美味しいお茶を一つ見つけました。「エコ茶会」が終わったらすぐに調べて見ようと思っています。私は30年近くプーアール茶を飲んできて土壌、地形、温湿度など、土地の特徴がプーアール茶の味を決めるような気がしています。
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 何もわからないうちから何故か一番好きだった易武山の茶、1999年製でもまだ若い茶です。後15年経た時、なんて美味しいプーアール茶なんだろうと皆様に思って戴けたらこんな嬉しい事はありません。陳先生は「紅印になるよ」そういってニヤリと笑いました。
 茶席の「瑞貢天朝」は易武山で最高の茶葉で作られています。西太后も皇帝薄儀も胡錦涛元主席も、そして千年以上の長きにわたり、有名無名の何人の人が同じ樹木で作られた茶を飲んだのかと思うと、自然に笑いが浮かんで来てしまいます。
 
 

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# by natch551 | 2014-09-18 15:35 | 普洱茶

ごめんなさい、お茶会は中止。なっちゃんまた失敗です。

 日中友好条約の基礎が出来たのは、1972,9,29日、日本でもその年に日中友好協会の活動が始まったらしい。委員会では「私は42年この活動をしている」がお題目、文化交流委員の半数が70代、80代になる。若手は大学生の頃より活動している60代です。このままではいけないと友好協会でも危機感を持つ人が50代を委員長に投入して私も請われてお手伝する事に。しかし既存の年寄りパワーに寄り切られ新任の委員長は首に。しかし今年は中国茶を重点課題にしたいとの事で会長が場所を借りて下さった。
 そこは20アンペアしか使用出来ず、広すぎて制約も多い。内容にもいろいろご注文がありました。そして九日に最終打ち合わせの会議があり、「こちらで募集したところ出席希望者は五人でした。後は井上さん集めて下さい」「うちで計画した事で八人以上集まる事はないんですよ」と、統括なるおじさまの弁です。(笑)
 前二回の会議で五十人、五十人と連呼していたのは何だったの?そうか前年に私が主催した「孔子学院夏の茶会」出席して下さったの六十人だったものね。
 だったら好きな所で好きな様にしますよ。思わずでちゃった言葉が「では中止にしましょう」二十一人いた委員が皆ぎょっとしたように私を見つめます。二十人の委員さんがお友達二人ずついれば、それだけで四十人でしょ?それもいないの?(笑笑)。人におんぶに抱っこで手柄を作り、ただで中国に旅する。役職を偉そうに振り回す。もちろんすべての方がそうだとは思わないけど、長く活動していれば良いって???
 今の中国にはいろいろあるけど、茶だけでなく、書も思想もその他たくさんの事を私達にくれた国だと思っているし、何か出来る事があればしたいと思うけど、しっかりおもてなし出来ないならそれはやめるしかない。ご案内出してしまった方々には本当に申し訳ありませんでした。「エコ茶会」ではそのぶんサービスしますね。
 五年前には「日本香港協会」からもご依頼受け、しばらく中国茶講座したけど、あの団体は現役時代の役職が生き続けているのに違和感があり、震災を機会にやめさせて戴いた。友好は良いけど団体は難しいですね。
 良い勉強になりました。いくつのなってもお馬鹿な私の日中友好協会顛末記です。もちろん文化交流委員辞任しますよ。
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 それが先週のお話、週あけて私もついに高齢者の仲間入り、年をとる事に対して考えさせられたのはラッキーかも知れない。今年は体も仕事も見直さなければならないいろいろが噴出、いくつになっても謙虚である事、勉強し続けなければいけない事を教えてもらった年でしたね。ありがたく受け止め新しい年迎えました。皆様今年もよろしくお願いします。
 

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# by natch551 | 2014-08-12 14:43 | 茶会
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