食は広州にあり、今回は打包三昧 広州仕入旅 二
さっそく街市(庶民の行く食品中心の市場)で茶わんと皿、レンゲを買う。凝ちゃうと止らなくなる私だから、毎日朝には街に出て物色(笑)
今回は淳子ちゃんと倫子ちゃんにも打包の楽しさをおすそわけ、こんな美味しい豚足食べた事ないとか、明日も大根食べたいとか大好評だった。100RMBずつ最初に集めた共用財布で三日間の滞在費、タクシー代、スタバ代など総てまかなえちゃった。最後の夜「陶陶居」で食べたら三人で200RMB,「うわー高い」と淳子ちゃん、「一人1500円も掛かってないのよ」と笑う私、今までが安すぎたねが三人の結論でした。ウェルカムフルーツにはご丁寧に二枚のお皿とホーク、ナイフもついてたからそれらも取り皿に大活躍、デザートには桃やライチーも美味しかった。胡麻や杏仁を大きなすり鉢で擦ってるお汁粉専門店などなどバラエテイも半端ない。ケリーちゃんは臭豆腐の串揚げがすごく美味しかったとの事。この円安でも食べ物だけは広州が安い、そして美味しい。帰りに香港空港で食べた焼鶏飯のご飯やスープが何てまずいのと思った程、安い打包弁当でも広州の食材のレベルは高い。
日本は甘い物お菓子系が多いけど、広州の若い人達っておかず系を食べながら歩いているのが面白い。それほどおかず系の店が多いんですよね。気をつけるのは衛生面、必ず流しを完備した店で、調理済みの暖かい品を買う事、生ものや階段の隙間なんかで売っている店では買わない。市場のライチーも枝つきの専門店で、置いてある袋から新しく出して貰うなど、埃にも気をつけてます。市場で並べられてる調理品は美味しそうでも買わない。
打包生活には思わぬおまけもありました。お店の人と仲良くなって言葉が通じないながらも毎朝笑顔であいさつしてくれる人が増えた事、とても嬉しかった。街市の広場の階段に座ってくつろげる様になりました。広州の食、まだまだ探検の余地あり、旅の楽しみが一つ増えました。